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2015.03.05LIDENFILMS

『山田くんと7人の魔女』連載3周年記念バレンタインイベントを徹底レポート!!


原作者も! 編集者も! アニメ監督も! キャストも! 大いに飲んで食べて語って、楽しみ尽くしたトークイベント ♦PVがオープニングを飾り、出演者が登壇っ! You Tubeにて127万再生を誇る『山田くんと7人の魔女』(以下、『やまじょ』)のPV第一弾( https://www.youtube.com/watch?v=1_n_k5nNA3A )がオープニングを飾り、会場の雰囲気が一気に『やまじょ』色へと染まると、司会の稲垣敬文さん(株式会社ライデンフィルム所属)に続いて、原作の吉河美希先生、アニメ監督の宅野誠起さん、「週刊少年マガジン」編集部の鈴木一司さんの3人が登場。早速、吉河先生の音頭で乾杯をして、いよいよイベントが幕を開けました! Lrepo1501-1

♦原作誕生秘話!? 裏話続出!? 珠玉のトークコーナーっ! まずはここでしか聞けない話が数多く飛び出したトークコーナーを紹介! 『やまじょ』を描こうと思ったきっかけは「ひらめき」だったこと、魔女が『7人』なのは作品タイトルを決める会議で決まったこと、そして、吉河先生と編集部・鈴木さんの運命的な出会いのエピソードが語られました。

なんでも、当時の新人賞に投稿された吉河先生の『大和台風』という作品を見て、鈴木さんが「担当したい」と手を挙げたとのこと。じつは吉河先生、作品を投稿した直後に海外へ1年くらい「フラフラしに行く」予定だったと語り、本当に出かける直前に鈴木さんからの電話で「マンガ家になる気はありますか?」と聞かれ、「あります!」と答えたのがマンガ家人生の始まりだったことを明かしました。ここで鈴木さんが吉河先生を掴まえていなかったら、『やまじょ』がこの世に存在しなかったと思うと、ドラマティックですよね! Lrepo1501-2 いよいよ2015年4月12日から順次放送が始まるテレビアニメの話題に移ると、宅野さんが唐突に監督オファーを受けた経緯が制作裏話マンガでスクリーンに投影されました。そんな宅野監督は、『やまじょ』の入れ替わり要素を見て「監督やりたい!」と即答し、主人公の山田竜(CV:逢坂良太)を大絶賛していることも語りました。 すでに全話数分の収録が終了しているというアフレコ現場の雰囲気については、登壇者3人からキャストにまつわる貴重なお話が続出。宅野監督は、「とにかく豪華で、端役にいたるまで主役級のキャストが揃っていて、意外なモブキャラを、ものすごいかたが演じてくださった」とコメント。吉河先生は、「最終話近くになると、アフレコ現場がまるで学校みたいで。(収録以外のところでも)キャストの皆さんが学生になってくれていた」と、とてもうれしそうに語っていました。また、山崎春馬役の福山潤さんが、現場を温めるためにリハーサルのときだけみんなを笑わせるようなアドリブをかまして、本番ではビシッと決めるといった、座長的な立ち回りで盛り上げてくれたというエピソードも。編集部の鈴木さんは、「『やまじょ』に登場する魔女の能力はどれも目に見えず、映像にしにくいのに、皆さん見事に表現してくれた」と、キャストの演技の巧みさに感動したことを明かしていました。 そんな3人の「お気に入りのキャラクター」を尋ねられると、吉河先生は、最近アフレコ現場で新たな一面を見せてくれた「五十嵐潮(CV:小野大輔)」。宅野監督は、アニメ監督ならではの発想で、よく動くキャラクターの「伊藤雅(CV:内田真礼)」。鈴木さんは、ずっと(小田切)寧々(CV:喜多村英梨)ひと筋で「とにかく寧々をマンガに出して」と吉河先生に伝え続けていると告白した上で、アニメのアフレコを通じて印象が変わった「大塚芽子」を選択。声を担当する牧野由依さんはもちろん、脇を固める漫画研究部の鶴川秀明役・杉田智和さんと亀田満役・小野友樹さんの好演、そして、アニメオリジナルのとある要素があって、芽子をおもしろいキャラクターだと再認識したとのことでした。 ♦スペシャルゲスト登場っ! 編集部の鈴木さんと入れ替わりに登場したのは、猿島マリア役・タカオユキさんと、西園寺リカ役・田澤茉純さん! 姿を現すやいなや、「ヤダーッ。みんな阿佐ヶ谷ロフトで何やってんのぉ~!?」、「もー! なんでもっと早くリカのこと呼んでくれないの? プンプンっ」と、突然のマリア&リカ来襲に会場は大興奮! そんな二人から乾杯をうながされた宅野監督は、タジタジになりながらも気迫の乾杯で会場を盛り上げてくれました。そんなキャストのお二人を交えた登壇者の4人は、この日のためだけに阿佐ヶ谷ロフトさんが用意してくれたオリジナルフード&ドリンクを楽しみつつ、ゲームコーナーに突入しました! Lrepo1501-3 ♦白熱! 興奮! 2つのゲームコーナーっ!! 吉河先生、宅野監督、タカオさん、田澤さんの4人はスケッチブックとサインペンを受け取り、2種類のクイズに挑戦しました。ひとつ目は「セリフ当てクイズ」。スクリーンに映しだされたマンガのコマのセリフが一部「???」になっていて、そこに当てはまる言葉を当てるという内容でした。タカオさんと田澤さんがうっかり「大喜利?」なんて言い出したものだから、宅野監督はウケ狙いの解答を連発してお客さんの腹筋を崩壊させていました。 Lrepo1501-4 2つ目のクイズは「お絵描きクイズ」。とある『やまじょ』制作スタッフの描いた山田画伯級のキャラクタースケッチを見て、そのキャラクターが誰なのか想像して、登壇者自身もそのキャラクターを描いて答えるという内容でした。画伯のスケッチが紹介されるたび、会場ではドッカンドッカンと爆笑が起こっていましたが、なんと言っても登壇者4人が即興で描く解答イラストにみんな興味津々! つぶらな瞳のキャラクターを描く田澤さん、SDキャラタッチのタカオさん、まるでコンテの中から飛び出してきたような躍動感溢れるタッチの宅野監督、そして、原作・吉河美希先生直筆の超珠玉レアイラスト!! 吉河先生は、画伯の描いた絵の特徴を逆に取り入れて、原作でも描いたことがないここだけの山田竜、白石うらら(CV:早見沙織)、宮村虎之介(CV:増田俊樹)を披露してくれました! そしてなんと、このクイズで描かれたできたてホヤホヤの生イラストがもらえるプレゼント抽選会も直後に開催され、『やまじょ』ファンの興奮は最高潮に達しました! Lrepo1501-5 ♦エンディングっ! 大盛況のまま駆け抜けた『山田くんと7人の魔女』連載3周年記念バレンタインイベント。エンディングコーナーでは、タカオさんと田澤さんから、Webラジオ番組『リスナーくんと2人の魔女』(アニメイトTVにて。初回配信は2015年3月27日(金)を予定 http://www.animate.tv/radio/ )の告知があり、パーソナリティーをお二人が担当することが明かされました。 登壇者からの最後のあいさつでは、「どうやったら原作の持っているワイワイした楽しい雰囲気をアニメに入れ込めるか、スタッフ一堂全力で知恵を絞って作っています。『やまじょ』のキャラクターたちに色がついて、動きまくって、声までつくことを、本当に楽しみにしていてください」と宅野監督。吉河先生は、「大勢の皆さんにもお集まりいただいて、本当にありがとうございました! 誰よりも私が一番楽しんじゃったんじゃないかと思ってます。原作もどんどん盛り上げていきたいと思うので、皆さんついてきてください!」とコメント。 Lrepo1501-6 そして、最後の最後に吉河先生から来場者全員へ、特製『やまじょ』キャンディーのサプライズプレゼントも! この日のためだけにイラストまで描き起こしたという吉河先生の特製キャンディーでした。吉河先生は、連載3周年を記念したキャラクターカード(こちらもお手製)に手書きのサインも添えて、来場者の一人ひとりと話をしながら、終始ステキな笑顔で最後の最後までイベントを楽しんでいました。 Lrepo1501-7
TVアニメ「山田くんと7人の魔女」Official Site: http://www.yamajo-anime.com/
「週刊少年マガジン」Official Site: http://www.shonenmagazine.com/