2015.07.22LIDENFILMS

『山田くんと７人の魔女』テレビ＆ラジオ放送終了記念 せーの、せーのっ！　みんなでいっしょに打ち上げしちゃおうイベント！徹底レポート！

『山田くんと７人の魔女』テレビ＆ラジオ放送終了記念 せーの、せーのっ！　みんなでいっしょに打ち上げしちゃおうイベント！ 阿佐ヶ谷ロフトＡイベント第３弾のテーマは、ファンのみんなとの打ち上げ！ そんな７月４日（土）に行われた前代未聞？なイベントを最速レポートしますッ！！ ◆いきなり司会がバトンタッチ！？ 今回も、Ｙｏｕｔｕｂｅで１３６万再生を突破した『山田くんと７人の魔女』（以下、『やまじょ』）のＰＶ第一弾（ https://www.youtube.com/watch?v=1_n_k5nNA3A ）がオープニングを飾り、その後登場したのはお馴染みの司会進行役・稲垣敬文さん（株式会社ライデンフィルム所属）。ところが稲垣さん、この日は司会じゃありませんでした。稲垣さんに紹介されて登場したのはなんと、白石うらら（ＣＶ：早見沙織）の友だち・しょうこ役の古城門志帆さん。オリジナルアニメＤＶＤの２巻でパフォーマンス大会の司会を務めていたのがきっかけで、この日の司会に大抜擢されたとのこと！　会場全体で古城門さんのことを「こっきー！」と呼び、一気に距離が近づいたところで、宅野誠起監督が登壇しました。 ファンといっしょに打ち上げするイベントだけあって、まずは「おつかれさまでした！」の掛け声で乾杯。するとすぐに、宅野監督と稲垣さんを交えたアニメ制作秘話コーナーに入りました。話題のオープニングについて宅野監督は、「こんなオシャレにするつもりはなかった」と衝撃の発言！　その一方で、本編とのギャップがいい意味で効果的だったことを実感されていました。また、オープニングとエンディングの制作進行を担当した稲垣さんは、山田竜（ＣＶ：逢坂良太）やうららたちが魔女の帽子を持っていたり、みみめめＭＩＭＩの『ＣＡＮＤＹ　ＭＡＧＩＣ』に合わせてうららがリップシンクしたりと、さまざまなこだわりをＯＰ・ＥＤに入れ込んだことを語ってくれました。 ◆ぶっちゃけトークコーナー 続いて、『やまじょ』Ｗｅｂラジオ『リスナーくんと２人の魔女』（アニメイトＴＶ http://www.animate.tv/radio/details.php?id=yamajoanime-r ）のＭＣを担当するタカオユキさん（猿島マリア役）と田澤茉純さん（西園寺リカ役）の二人を迎えて、放送が終わったからこそ話せる、ぶっちゃけトークコーナーに突入！　最初は「ラジオの収録を終えて」というテーマでした。 アニメのアフレコスタジオではブースの端と端に座っていて、ほとんど話すことがなかったというタカオさんと田澤さん。二人でＭＣを担当することになり、「マイナスからのスタートだった」と語るタカオさんに、「マイナスじゃなくてゼロでいいじゃん！」とツッコミを入れる田澤さんとの二人のやりとりは、さながらラジオの収録雰囲気。そんな二人もいまや、お泊り会をするほど大の仲良しになったみたいですね。さらに、収録時は午前中のことが多く、眠すぎてテンションが低いところから始まることも少なくなかったと秘密を明かしてくれました（笑）。あらためてラジオを聴き直したくなりました。 次のぶっちゃけトークテーマは「好きなキスシーン」。会場のスクリーンに次々とアニメ『やまじょ』のキスシーンが映し出されると、田澤さんは「やっぱり山田とうららちゃんのキスシーンは外せないね」とコメント。１話からずっと山田のほうだけが照れてきたのに、最終話で初めてうららが照れて可愛かったと話す田澤さん自身も、ちょっと照れくさそうにしていて可愛かったです！　さらに田澤さんは、オープニングアニメのラストカットにも触れ、帽子に隠れてキスするシーンがイチオシとも語っていました。続いてタカオさんは、シャイな女の子の大胆なキスにドキドキしたと、山田と大塚芽子（ＣＶ：牧野由依）のキスをチョイス。ここで宅野監督はキスという題材の難しさに触れ、見せ方のパターンの少なさに苦労したことを明かしていました。でもどのキスシーンも見応えバツグンでしたよね！ 最後のぶっちゃけトークテーマは「来場者からの質問コーナー」。宅野監督がズバリ答える予定が、なんと会場の質問者がタカオさんを狙い撃ちっ！　『ＣＡＮＤＹ　ＭＡＧＩＣ』を歌う時の気持ちを尋ねられたみみめめＭＩＭＩのボーカルでもあるタカオさんは、ほんの一瞬の青春の時間を、やがて口の中で溶けてなくなってしまうキャンディーとかけて作詞したことを語ってくれました。歌い手としては、うららの気持ちになっていたとのこと。そんなタカオさんのライブを見たことがあると、突然話し始めた宅野監督。タカオさんのライブパフォーマンスを見て、「すごくエンターテナーだった」と掛け値なしにタカオさんを称賛。すっかり質問コーナーをタカオさんにジャックされていましたが、宅野監督のキャストや表現者に対する熱い胸の内も聞くことができました。 ◆ツッコミどころ満載！？　クイズ・ヤマジョネア！ ぶっちゃけトークが終わると、続いては会場全体を巻き込むチーム対抗クイズバトルコーナーがスタート！　田澤さん率いるチーム・記憶喪失【ノーパン】と、タカオさん率いるチーム・帰国子女【スコットランド】に分かれて、４択クイズでポイントを競うコーナーでした。チーム・記憶喪失には宅野監督が助っ人に入り、チーム・帰国子女の助っ人として登場したのは、椿剣太郎役の佐々木寿治さん！　なるほど、椿とマリアは帰国子女のキャラクターだったので、チーム名に納得です！ そして「ヤマジョネア」という、どこかで聞いたことのあるコーナー名にも仕掛けが用意されていました。両チームとも２つの「魔女の能力」を使うことができたんです！　ひとつは「テレフォン」の能力。これは会場にいるイベントスタッフに回答を相談できるものでした。そしてもうひとつは「オーディエンス」の能力。なんと会場の来場者に手を挙げてもらい、多数決の意見を聞けるというもの！　来場者参加型のクイズということで、会場は大興奮でした。そんなクイズコーナーで出題された問題を大公開っ！ 第１問「４話でそばっしーとそば美が紹介した朱雀高校に当てはまらない特徴はどれ？」 　　１．１５０年の歴史 　　２．私立の名門進学校 　　３．生徒会が伝統を守り続けている 　　４．ひと学年１０００人の超マンモス校 第２問「アフレコに参加した声優さんの人数が、もっとも多かった話数はどれ？」 　　１．第１話「アイツになってんじゃねーかぁぁッ！」 　　２．第２話「俺とキスしな」 　　３．第１２話「俺は白石が好きだ！」 　　４．ＯＡＤ２巻「もうひとつの文化祭　歌え！踊れ！超常現象研究部！」 第３問「７話で、ゲーセンにいた椿が品川大地と対戦していたゲームの名称はどれ？」 　　１．剛拳（ごうけん） 　　２．鋼拳（はがねけん） 　　３．銅拳（どうけん） 　　４．鈴拳（すずけん） 皆さん、正解はわかりますか？　かなりマニアックで両チームとも悪戦苦闘していました。記事の最後に回答を載せますので、ぜひ読者の皆さんもチャレンジしてみてください！ さて、そんな難問揃いのクイズでしたが、両チームとも１問目は能力を使わずに挑戦。チーム・記憶喪失の宅野監督はビールを飲み過ぎで、本当に記憶喪失になっていたかも（笑）。 ２問目では、ついに魔女の能力が発動！　チーム・記憶喪失が「オーディエンス」の能力を、チーム・帰国子女が「テレフォン」の能力を使ったところで、司会の古城門さんが「この答えに関する情報っておたがいに漏れ漏れですよね！」と鋭いツッコミ。会場を大いに沸かせていました。２問目を終えたところで、チーム・記憶喪失が２ポイント、チーム・帰国子女が１ポイントと、田澤さん率いるチーム・記憶喪失がやや有利という状況。ところが最終問題の３問目は……お約束っ！　１０ポイントが入るという展開が待っていました！ そんな勝敗を決する３問目。両チームとも残った魔女の能力を活用しましたが、あまりの難易度に情報漏れ漏れでも意見は真っ二つに！　最後は「テレフォン」の能力でアニメプロデューサーの柴宏和さんから正解を聞き出したチーム・記憶喪失の勝利で幕を閉じました。　終始暴走していた宅野監督に翻弄されながらも、よくぞ勝利しましたチーム・記憶喪失！ ◆フード＆ドリンク紹介コーナーでは、Ｗｅｂラジオ発の新メニューも！ 前回のイベントで急きょ実現したタカオユキ考案の「７００円の牛乳」。今回も牛乳が苦手な宅野監督に代わり、佐々木さんが漢らしく飲み干す展開に！　そして、Ｗｅｂラジオ由来の新メニューがさらに２つも追加されていました。ひとつはリカにちなんだ「煩悩パン」で、「ノーパン」にかかったネーミングのメロンパンでした。もうひとつは主題歌にちなんだ「ＣＡＮＤＹ　ＭＡＧＩＣシャワー」。口の中でパチパチと弾ける小さなアメのかかったアイスクリームでした。どちらもＷｅｂラジオのリスナーくんからのアイデアで決まった新メニュー。そして客席にはなんと、「ＣＡＮＤＹ　ＭＡＧＩＣシャワー」の考案者が来場していました！　いつも来場者へのサプライズが満載のイベントですが、今回はまさかの来場者からのサプライズっ！　これには会場中が驚きを隠せませんでしたね。 ◆エンディングッ！　最後も「おつかれさまでした！！！」 休憩明けの制作裏話マンガコーナーでは、今回もタカオさんと田澤さんが楽屋から生アフレコを披露。恒例のプレゼントコーナーでは、サイン入りの各種グッズはもちろん、宅野監督からは『ヤンキー君とメガネちゃん』×『山田くんと７人の魔女』のコラボ映像作品（ブルーレイ＆ＤＶＤ上巻ＢＯＸに収録予定）のちょい見せもあり、まさに打ち上げといった大盤振る舞いの内容が最後まで展開しました。 そんなわけで、瞬く間にエンディングの時間となった放送終了記念打ち上げイベント。スタッフよりも先に、ファンのみんなと打ち上げをしちゃうという大胆な企画で大いに楽しませてくれました。司会の交代劇や制作秘話、来場者参加型のクイズコーナーなど、驚きもさることながら、ファンといっしょに作るアットホームな雰囲気は、３回目にしてますます、ここでしか味わえない「一体感」を生み出していました。ＴＯＫＹＯ－ＭＸのみですが、アニメはアンコール放送中で、まだまだ目が離せない『やまじょ』旋風。タカオさんと田澤さんの息ピッタリな「せーの、せーのっ！」に合わせて「おつかれさまでした！！！」と叫びつつも、またみんなで集まれたらいいな、と。今回もそんな気持ちになれる楽しくて温かいイベントでした！ 【クイズの正解】第１問：①　第２問：④　第３問：② 山田くんと7人の魔女 公式サイト ＞＞ http://www.yamajo-anime.com/